更新日:2022/06/21
埼玉IBDの会・賛助会員様でもある「株式会社トレパル」(就労移行支援事業所・志木市)の代表取締役・山口将秀に難病就労等について情報交換をする為にお会いしに行ってきました。
山口社長が、吉川市に新しい就労移行支援事業所を立ち上げたとお聞きしたので見学と日頃の支援のお礼を兼ねての訪問になりまます。
▼いつも爽やか山口社長様
(私、撮影が苦手なんで・・・実物はイケメンですから。山口社長、ごめんなさい。)
障がい者の方々への就労支援を行っていく中で、ちょっとした配慮で就労が可能な方が沢山いらっしゃる事は以前から
ご理解頂いております。その現状から、我々の様な難病患者と企業の方々がマッチングできないかを一緒に考えてくださっています。
▲難病就労について自分の思いを勝手に話している状況
難病就労の啓蒙は、本当に重要です。
けれど、今、当事者が求めているのは実際に働ける(働く)場所を紹介やマッチングしてくれる場所です。
とある当事者の方の言葉を借りるならば、「IBDの求職者は自助努力で右往左往している」これが実情です。
自分はタイミング良く、再就職ができ20年以上働き続ける事ができています。
しかし、ご苦労を重ねている方々も数多くいらっしゃる。特に罹患されたばかりの方々は、大変な思いをしている。
患者会でも多くの方々から「就労」についてご相談を受けてきました。
その声を形にしたくて、埼玉県にいろいろな術を使いアプローチしましたが、全く埼玉県の難病就労は進みません。
難病患者就職サポーターが各県に1名いらっしゃいます。しかし、各県に1名しかいません。
「たった1名」です。(厚生労働省HP)
これで当事者と企業がマッチングできると行政は考えているのでしょうか?
埼玉県の独自政策として「埼玉県版・難病患者就職サポーター」を配置してくれても良いのではないだろうか・・・
(大野知事、このHPを見てくださらないかなぁ・・・)
行政がやらないならば、もう当事者が自ら動くしかない!
と言う勝手な意見を山口社長にぶつけていました。
と言うわけで、患者会として「難病患者にも優しい」「難病患者に配慮している」会社をどんどん紹介して行きたいと思っています。
これにより当事者が「右往左往」しながらも「必ず出会いはあるんだ」と励みになってくだされば患者会としての使命は果たされるのではないだろうか。
正直、小さな患者会に声をかけてくださる会社はあるのだろうか?と言う疑問と不安はありますが。
当事者を雇用されている企業さまで難病就労等々で意見交換が可能場合は、是非ともご連絡ください。
訪問させて頂きたいと思います。
最後になりますが、IBD当事者が必ずチェックする場所。それは、トイレです。
「トレパニア」様のトイレはこちらです。
素晴らしすぎる!
山口社長様、お忙しいところ有り難うございました。
※難病患者でも就労移行支援を活用できる場合があります。
詳しい話を知りたい方は、トレパニア様に問い合わせしてみてください。
イケメンの山口社長がいろいろお話をしてくださいます。